F市の多頭飼育崩壊ケースについて、地元ボランティア団体「川西TNR地域ねこの会」より相談がありました。
・生活保護を受給している親子の家の中に猫が30匹ちかくいる。
・ほとんど不妊手術をしていない→キャリーの中で隔離している
・6年前から行政も認知しており、何度も指導を行っているが改善がみられない。
まずは、第一として全頭に不妊手術を実施する必要があると、川西TNR地域ねこさんと人もねこも一緒に支援プロジェクトで見解が一致したので、NPO法人である人もねこも一緒に支援プロジェクトから、いつもお世話になっている「公益財団法人どうぶつ基金」のさくらねこ無料不妊手術事業、多頭飼育救済チケットを申請することになりました。
9月26日に公益財団どうぶつ基金の無料不妊手術チケットを使い、のらねこさんの手術室で全頭の不妊手術が完了しました。
結果、メス16匹、オス10匹、耳カットのみ2匹の計28匹でした。
また、川西TNR地域ねこの会さんが中心となり、飼い主宅のゴミ出しを行いました。
ゴミの運搬処理に関しては、市の環境推進課が担ってくれました。
徐々にキャリーから、徐々に3段ケージや室内フリーでの飼育をしていくよう、継続してアプローチしていきます。