人もねこも一緒に支援プロジェクトで支援している猫76頭の多頭飼育家庭の猫さんたちの一斉手術を28日に実施しました。
朝7時に支援家庭にスタッフが到着。
猫さんを預かります。
猫さんを預かる時に、飼い主さん家族の不安が高くなりすぎないようカウンセラーさんが丁寧に対応してくださいました。
Amazon欲しいものリストからご支援いただいた洗濯ネットに猫さんを入れ、名前の付いたタグをつけていきます。
避妊去勢手術は、公益財団法人どうぶつ基金の「さくらねこ無料不妊手術事業・多頭飼育崩壊支援」を申請し、避妊去勢手術費を負担していただきました。
手術は、どうぶつ基金の協力病院「京都ぜろの会」さんで実施していただきました。
9時ごろから手術をしていただき、18時半頃には全頭の手術が終わり、20時ごろ支援家庭に猫さんたちを戻しました。
まだ若く、特に人懐っこい子猫は、里親募集も視野にいれ、エイズ白血病の検査をしてもらいました。
検査をした5匹中、4匹がエイズ陽性でした・・・。
猫エイズは避妊去勢手術さえしていれば、それほど感染力の高くない病気ですが、避妊去勢手術をしていない状態で長く集団生活をしていたため、ほとんどの猫が猫エイズに感染している状態だったことが分かりました。
エイズは、避妊去勢手術をして室内で大切に飼育すれば長生き可能なので、事情と状態を公開したうえで理解のある里親さんを募集していきたいと思います。
京都ぜろの会の獣医さんやスタッフの方が丁寧に手術をしてくださったことと、手術1ヵ月前から、多くの皆様にフードを支援していただいたおげで体力も少しはつき、手術での死亡は1頭もなく無事終えることができました。
ご支援してくださった皆様、気にかけてくださった皆様、ありがとうございました。
この場を借りてお礼申し上げます。
猫さんたちの体調と飼い主さんたちの様子をみに、本日も人ねこケアPJのスタッフが訪問します。