人もねこも一緒に支援プロジェクトで関わる12件目の多頭飼育ケースです。やっとひと段落したので報告します。
元々は猫さんを1匹飼育で17歳で寿命を迎えるまで飼育していた飼い主さんですが、10年前くらいから、物が捨てられなくなり徐々に室内にゴミが溜まっていくようになったそうです。
その頃に保護して飼い始めたメス猫さんを不妊手術せずに外中自由飼育で飼育していたところ子どもを産み、その子どもが子どもを産み、多頭飼育になってしまったそうです。
ゴミの増加と猫の増加で室内の環境の悪化に拍車がかかり、マンションの近隣住民から苦情が出て、管理会社から待機勧告を出されてしまったそうです。
今月中に退去を迫られている中で、30匹の猫と自分の行き先に行き詰まり、人もねこも一緒に支援プロジェクトに相談が入りました。
まずは、大家さんと交渉してもらい退去期限を1ヶ月延ばし、転居先を探しながらも、まずは早急に3病院に分けて全30匹の手術を実施しました。
30匹のうち、体調が悪い7匹はボランティアさんの協力を得て保護、23匹は一旦飼い主さん宅にリターンしました。
今回の手術と保護に辺り、NPO法人アニマルレスキューたんぽぽさんが5匹のオス猫の去勢手術費を負担し、5匹の体調不良猫の保護を引き受けてくださいました。
手術から1週間ほどで、引越し先がやっと決まり、先月に23匹の引越しをサポートしました。
引越しから1ヶ月目に家庭訪問を実施しました。
支援フードと寄付でいただいた掃除機をお渡ししました。
飼い主さんがお掃除を頑張って継続されていました。
猫さんたちもだいぶ環境に慣れ、少しずつふっくらしてきているようで安心しました。
人もねこも一緒に支援プロジェクトの目的活動を支援する。↓
https://hitonecocare.thebase.in/
多頭飼育崩壊から立て直しを頑張っている家族にフードや物資を支援する。↓
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