C市多頭飼育崩壊崩壊ケースの一斉不妊手術を実施しました!
近隣からの臭いに対する苦情が飼い主さんの心配の種でしたが、今回畳屋さんのご協力により、とっても綺麗な中古畳に入れ替えることができました。
当日は、不妊手術を実施してくださる「のらねこさんの手術室」の捕獲送迎スタッフの方と訪問し、まずは全頭ゲージに入れ動物病院へ搬送しました。手術済みの猫3頭と、手術直前に産まれた母子も病院さんのご厚意で一度動物病院に搬送していただきました。
お家から猫が空っぽになったところで、人もねこも一緒に支援プロジェクトスタッフと飼い主さんで古い畳の切断(クリーンセンターで畳を捨てるためには半分に切る必要があります)と掃除をしました。前日に飼い主さんが畳の上の物を片付けておいてくださったのでスムーズに作業に取り掛かることができました。
畳の入れ替えが終わったところで、室内でバルサンを炊きました。バルサンをしている間に畳をクリーンセンターに捨てに行きました。
夜、全頭の手術が終わり、お家へ猫を戻しました。皆さまからご支援いただいた高栄養のフードを追加でお届けしました。
今回、少し体重がたりず手術ができなかった子猫は、月末に手術を実施する予定です。今回の不妊手術も、公益財団法人どうぶつ基金さんの「さくらねこ無料不妊手術 多頭飼育崩壊支援」を利用させていただき無料で実施することができました。関わってくださった皆様に心より御礼申し上げます。
全頭の不妊手術が終わったところで、積極的介入期を終え、月1回の定期訪問見守り支援に移行します。
プロジェクトの活動に寄付をする
https://hitonecocare.thebase.in
【状況と経緯】
賃貸アパート1人暮し。猫を2匹もらいうけ飼育しはじめたところから、室内で繁殖し増え、現在26頭になった。子猫が産まれてもすぐに死んでしまうことが多く、出産と死亡が何度も繰り返されている。畳は猫のおしっこや爪とぎでボロボロになり臭いの苦情が近隣住民から寄せられるようになってしまった。環境を改善しなければならないと思いつつも、どうすればいいか分からず保健所や市役所、動物愛護団体、動物病院に手当たり次第相談の電話をした結果、「人もねこも一緒に支援プロジェクト」を紹介された。
【支援計画】
猫の飼育環境と、生活環境を改善するため、まずは
①猫の個体把握を実施。【完了】
その結果をふまえ、
②公益財団法人どうぶつ基金の無料不妊手術チケットを申請。【完了】
③手術に先立ち猫の体力をつける【完了】
また、
④全頭に不妊手術を実施【途中】
⑤一斉手術で猫が一旦室内から居なくなるタイミングで殺虫と畳の入れ替えができたらと考えています。【完了】
⑥全頭の不妊手術が終わったら月1回の定期的な見守り支援に移行。また必要な社会福祉と繋がれるようサポート。